自民党本部や東京都連にも相談せず、藪から棒のように都知事選出馬を表明した小池百合子・元防衛相(63)の狙いは何なのか。都連関係者は「小池は櫻井俊・前総務事務次官が受けるとまずいからつぶすために機先を制したのでしょう」と見る。たしかに、会見でも「首都・東京に必要なのは、16万人の都庁職員にもう一人『行政官』を増やすことではありません」と櫻井パパに向けた挑戦と取れる発言をしている。
最後の落としどころは増田寛也・元岩手県知事か
時事通信の田崎史郎・特別解説委員も「自民党衆院議員の2、3人には相談したようですが、党執行部には相談しなかった。反逆する形で出馬表明したので、ここまでやるかとびっくりした」と話す。候補者決定のタイムリミットは週明け4日(2016年7月)だ。
菊川怜キャスター「(もし櫻井パパがダメなら)自民党は対抗馬にどなたを立てるのでしょうか」
田崎「僕は増田寛也・元岩手県知事(64)だと思います。この人は人口問題の専門家で、第一次安倍内閣や福田康夫内閣で総務相を務めており安倍首相も安心して使える」
笠井信輔ニュースデスク「都民の皆さんは、これでがぜん都知事選に興味がわいたんじゃないでしょうか」
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト