「お化け」「高い所」「ゴキブリ」「雷」「虫」「注射」「歯医者」。人が怖いと感じるものはさまざまだが、「これらの恐怖心を克服する術をきょうはご紹介します」(雨宮萌果アナ)
井ノ原快彦キャスターが聞く有働由美子キャスターに聞く。「有働さんは何が怖いの」
有働「私はお化け。旅館のトイレなどはダメ。解消法は歌を歌います」
井ノ原「暗闇で歌を歌われたら結構怖いですよね」
解消法は呼吸法と筋弛緩法というストレッチがあった。
人はなぜ恐怖を感じるのか
お笑い界で一番怖がりな「アンガールズ」の田中卓志にニシキヘビを抱いてもらう。心拍数、体の表面温度、ストレスホルモンのコルチゾール(唾液に含まれる)がどう変化するかを計測するためだ。心拍数は平常82が106まで上昇、体の表面温度はヘビが触れている右肩と腕が低下した。コルチゾールは2倍に増加した。
その田中がメカニズムを開設したパネルを読む。「怖いと思うと脳の偏桃体が逃げろと指令を出すので、心拍数が早くなり血管が収縮して体温が低下するそうです」
雨宮アナ「病院に行く程ではない人が、自分で恐怖を克服するお薦めの方法があります」
「一つは腹式呼吸です。お腹に手を当てて、鼻から息を3秒で吸い込むとお腹が膨らみます。それを6秒で吐きます。これを繰り返します。もう一つは両手の手のひらを上に向けて膝の上に置き、親指を中にしてぎゅっと握ります。そのまま腕、肩、首、顔の順で上半身全体に力を込めて7秒、脱力で手を下げて12秒待ちます。これを、何度か繰り返してください。恐怖心克服の効果があります」(赤坂クリニック臨床心理士・小松智賀さん)
(磯G)