女性トラブル絶えない生き仏。10年前には侵害賠償
小松貫主には以前から女性トラブルが絶えず、04年には辞任騒ぎに発展し、民事訴訟で330万円の損害賠償を命じられたこともある。辞任を求めている玄証院の福島貴和住職によると、「声を掛けられた女性職員はいっぱいいる。10年以上にわたって、しでかしたことを直してくれと再三訴えてきた」と話す。思い余って、善光寺の25の寺院住職で構成する「一山」の住職たちと信徒総代たちが、「無期限の謹慎並びに善光寺本堂への出仕の停止を決議」し辞職を勧告した。
辞職勧告には強制力はなく、小松貫主も疑惑を否定している。罷免権のある天台宗務庁まで問題が上げられたが、天台宗務庁は「報告書を受け取った段階で、今後の対応は未定」と話している。
司会の小倉智昭「かなりの実力者でないとここまで登って行けないわけですが」
安田洋祐(経済学者)「10年前からいろいろあったにもかかわらず、行動が改まらないということですね。組織のガバナンスがどうなっているのか非常に気になります」
小松貫主の年収は2200万円ほどという。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト