日本経済は過剰反応!「イギリスEU離脱」ロンドンより株価下げ、対ドルまで円高

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   「とくダネ!」の途中で始まった東京株式市場のきょう27日(2016年6月)の取り引きは、日経平均の寄付きは201円06銭高の1万5153円08銭と、先週の急落から値を戻した。東京外為市場も1ドル102円19~22銭、1ユーロ112年81~84銭と少し冷静さを取り戻した。

   実際に英国がEUと離脱交渉に入るのは次期首相が決まる10月以降で、しかも2年間もかかる長丁場で、日本経済はイギリスのEU離脱に過剰反応のようだ。

本当に離脱するのかどうか・・・結論は2年先

   EU離脱が決定的になった24日午後のロンドン株式市場は株価指数が4%台の下落だったのに、東京株式市場の日経平均終値は7.92%も値下がりし、リーマンショックを上回る下落幅だった。円相場も1ドル99円台に急騰。ポンドが安くなっただけで、円がドルに対し100円割れする必然性はなかったのに大慌てした。

   長帳場のEU離脱交渉の間に投票をやり直しで元の鞘に納まるとの見方が出ているし、実際に投票のやり直しを求める署名は340万人にのぼっている。

   笠井信輔ニュースキャスター「再度の国民投票は残留派だけでなく、面白半分に離脱に投票した大勢の人がネットで求めています」

   司会の小倉智昭「残留派の多いロンドンでも独立の声も出ているのだからおかしいですよね」

   まだまだ流動的で、日本経済がパニックになる必要はない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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