なぜすぐ発見される池に遺棄?
東京都監察医務院の上野正彦元院長は第1のナゾは遺体の捨て場所だという。遺体をバラバラに切断し捨てる狙いは発見しづらくするためで、山や海などに捨てることが多い。
第2のナゾは何時ごろ捨てたのか。「足は肉と骨だけしかないので、筋肉組織の中に腐敗ガスが充満し浮力をつけて浮き上がったのでしょう。この季節の温度から考えて、2~3日のうちに腐敗ガスが充満するとみられ、20日以降の人気のない深夜に遺棄された可能性が高いです」と見ている。
第3のナゾはバラバラの遺体が池の中央に集中しており、どうやって捨てたのか。ボートの貸し出しは休日だけで、休日以外はボート乗り場は鍵がかかっており使用された形跡がない。公園の周囲には柵があって池の真ん中めがけて投げ捨てるのはムリがあるという。
司会の小倉智昭「上半身を探すダイバーも大変ですね」
新潮社出版部長の中瀬ゆかり「本当に猟奇的。まとめて捨てて、しかも見つかることが予想される水深が浅い場所に捨てる心理がよく分からないです」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト