メロン盗まれた!ビニールハウスから1400個・・・夜中に数人で来てごっそり

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   産地でメロン泥棒が多発している。生産量日本一の茨城県では、先月(2016年5月)に1400個(70万円相当)がごっそりやられた。鋭利な刃物でつるを切り、畑を荒らさずに食べごろの物をピンポイントで狙う。収穫にはまだ早いメロンは残されていた。

   隣の千葉県旭市では、パトロール中の警察官が怪しい車両を発見し、112個が積まれていたことから6人を窃盗容疑で逮捕した。グループで盗みに来ているようで、周辺では「ワゴン車みたいな車が両脇がビニールハウスの農道にとまっていた」「不審な乗用車にメロン用の箱が積まれていた」「メロンを持った男が3人がいた」といった目撃情報がある。

食べごろ知ってる『プロ』

   茨城県鉾田市の生産地に深夜張り込んだ齋藤寿幸リポーターは、真っ暗な中でビニールハウスの前にとまる車を見た。メロン農家の郡司敦夫さんは「一人ではできない犯行ですよ。(食べごろをよく知っていることから)経営者もしくは農家を疑ってしまう」と話す。20個を盗まれた農家の女性は「隣の畑に車をとめたタイヤの跡があったの。少しは盗まれることは覚悟していた」とあきらめ顔だった。

   齋藤リポーターは「畑が広いので防犯カメラを設置できないんです。見回りも昼の作業で疲れてしまい、肉体的にきついですし、たとえ目撃しても怖いと農家に方は話しています」と報告する。警察も見回りを強化しているが、全部はカバーできない。

   司会の羽鳥慎一「組織的にやっていないとできないことですし、盗んでも売れません。ひどい話です」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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