「ポスト舛添が注目されています。アイドルグループ『嵐』の櫻井翔さんの父親、前総務事務次官の櫻井俊氏(62)の名前が急浮上しています」と司会の羽鳥慎一が伝える。どんな人物なのか。
1953年、群馬県に生まれ、進学校の前橋高校から東大法学部に進み、77年に郵政省(現・総務省)に入省し、主にNTT分割や周波数帯の再編などを担当した。去年(2015年)総務事務次官に就任し、今月(2016年6月)15日に退任した。
ワイン好きで特技はピアノ。カラオケは「遠い世界に」
人柄はどうか。中学・高校の同級生、落語家の立川談之助に聞いてみた。「表に立ってバリバリするタイプではないんですが、ガタイもあるし、ルックスもいいし、頭もいいし。頼りになりますよ。女の子にもモテました」という。高校時代は長髪だった。カラオケの十八番は「遠い世界に」だそうだ。
総務省の職員に聞くと、ワインが好きで、特技はピアノ。妻と出会ったのもピアノだった。休日には「嵐」のコンサートに行くこともあり、スマホには息子のベストショットが入っている。総務省の幹部によると、高市早苗大臣とタイに行った時、「日本のスーパースターのお父さん」と紹介された。高市大臣は「とてもおちゃめでキュートで面白い方」といっている。
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一ツ石| 似顔絵 池田マコト