大津市の居酒屋の前で植え込みや幟を壊したとして、市内の男(59)が器物損壊の疑いで先月(2016年5月)に逮捕された。何回も嫌がらせをするため、店が防犯カメラを設置したところ、その日のうちに犯行が写っていた。15年来の常連客だったが、2年前に女将にセクハラをしたため「出入り禁止」にされたのを逆恨みしたらしい。
略式起訴され罰金40万円
嫌がらせは2か月前から相次いだ。店が終わった頃に軽トラックがやってきて、玄関の前でいたずらをして帰っていく。店ではエスカレートを恐れ5月に防犯カメラを置いた。映像は何回かあり、予想した通りセクハラをした男だった。
5月23日夜、男が店の前にいるのを近所の人が見つけ警察に通報し、逮捕された。男は「知らない」ととぼけていたが、防犯カメラに一部始終記録されていた。略式起訴され、40万円の罰金を支払った。
防犯カメラに一部始終
司会の羽鳥慎一「どう思いますか」
青木理(ジャーナリスト)「この男、子どもっぽい感じがしますね。いい大人が何をしているのかと」
羽鳥「防犯カメラがあって、警察が動いたということでしょうか」
菅野朋子(弁護士)「立証できないと難しいですからね。今は防犯カメラの映像は凄く貴重ですね。防犯カメラというより監視カメラです。最近では個人の家庭でも付けている人もいます」
青木「プライバシーの問題もあり、捜査、防犯とのバランスが必要ですね」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト