次の都知事「最大の課題」したたか職員コントロールできるか
龍崎孝(流通経済大教授)「五輪運営費は1兆8000億円になります。前回の東京五輪の投資では、首都高速道路が今も機能しています。次の知事が未来に残る形でどう負担していくか、早急に考えて欲しいですね」
司会の夏目三久「残された課題としては何でしょうか」
牧嶋博子(TBS報道局解説委員)「待機児童8000人をゼロにするはずが、この4月で7814人。石原さんは認証保育制度というのを作った。やろうと思えばいろいろできるんです。保育士不足でも東京だけ給料の上乗せというのもできるはず。新しい知事には高齢化問題も含めて力を入れて欲しいです」
龍崎「次の知事には統率力を持って当たってもらいたい」
都職員との戦いだろう。青島幸男元知事はこれに敗れた。石原氏は名前と発信力で、猪瀬氏は合理主義で乗り切っていた。都庁を乗りこなすのは容易ではない。次の知事はそうした観点から見る必要もありそうだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト