日米通算で4257安打というイチロー選手の最多安打記録に、ピート・ローズ(75)が初めて口を開いた。「私は他の選手より一番打ってると思う」と、イチローの記録を認めようとしない。これまでも、「日本での安打数も通算するなら、私の(マイナーも含めた)プロ通算も計算したらどうだ」「日本人は私をヒット・クイーン(2番目)にしようとしている。彼らはそのうち、高校時代の安打まで数え出すんじゃないか」(日刊スポーツ6月17日)と吠えていた。
「メジャー3000本安打!? 30人目だろ」
この日(2016年6月21日)は、「イチローは素晴らしい選手です」と言いながら、「言いたいことは、私はメジャーリーガーとして4256本打った。そしてプロとしては(マイナーを含めて)4683本打ったということだ」と語った。
彼はメジャーで1963~86年まで23年間プレーした。イチローは日米通算で25年目でなお現役だ。イチローの次の目標は大リーグ3000本。あと20本だ。これについても答えている。「3000本をお祝いするか? もちろん、もちろん。3000本を打てた30人目になるんだから」
石井大裕アナ「ご自分との違いを強調されてましたけど」
司会の夏目三久「ついつい言葉に出てしまうんでしょうね。ここまでくると可愛らしい」
石井「素晴らしい記録を思い出させてくれたのも、イチロー選手がいたからと、ローズさんもわかっているでしょう」
わかってないよ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト