7月(2016年)の日米大学野球の代表メンバーに、東京大法学部3年生の宮台康平投手が選ばれた。東大からは33年ぶりだ。「法学部の偏差値は75で、日本一です」と石井大裕アナの紹介はあらぬ方へ行く。
4月に毎回の13三振を奪って勝った時は、スポーツニッポン紙は「東大 宮台13K」「145キロ3年生左腕」「70年ぶり歴史塗り変え」と派手に報じた。「プロやメジャーも注目」という。立教大相手に11年ぶりに完封勝利したときのMAXは148キロだった。94連敗を喫していた東大には待望久しき救世主である。
法律の勉強と野球と両方がんばりたい
日米大学野球では、巨人の菅野智之、レッドソックスの上原浩治が活躍し、プロにつながっている。宮台も「選んでいただき、大変光栄です。大学日本代表に恥じないプレーをしたい」という。
野球をやってることについて、「本気で取り組めるものを考えた時に、法律の勉強と野球という、両方をがんばりたいからここにいる」と淡々と語る。
石井アナはなおも、「東京大学から世界へ羽ばたいていきます」と大げさだ。
文
ヤンヤン