「気を付けて下さいよお、朝、目が覚めたら見知らぬ部屋に男がいたなんて、怖いです」と司会の小倉智昭が注意を呼び掛けている。泥酔し電車内で熟睡した女性が男に連れ去られ、部屋に監禁された。神奈川・相模原市の派遣社員、栗田良文容疑者(33)が監禁容疑で逮捕されたが、同じ手口で犯行を繰り返していたらしい。女性も無警戒過ぎる。
早朝まで新宿駅近くで飲み会
今月4日(2016年6月)早朝、女性会社員(28)はJR新宿駅周辺で酒をしこたま飲み、自宅に帰るためにJR山手線に乗った。ここまでは女性も記憶していたらしいが、目が覚める5日早朝で、見知らぬ部屋で寝ていて、無精ひげに長髪の知らない男がいた。
どうやって逃げ出したか本人も記憶がないが、近くのコンビニに駆け込み、「都心で飲んでいたんですが、気づいたら知らない家にいた。警察に電話したい」と訴えた。警察が調べたところ、栗田のアパート近くの防犯カメラに泥酔した女性を連れた姿が写っており逮捕した。
目撃されていた常習犯!「土曜日の朝になると自室に連れ込み」
栗田は黙秘しているが、被害にあった女性は彼女だけではなかった。1年近く前から、土曜日の朝になると栗田が泥酔した女性を部屋に連れ込む様子を近所の人が目撃していた。「タクシーで酔った女性をやっと降ろし、お姫様抱っこで3階の部屋まで階段を上がって連れ込んでいました。女性が具合が悪いのかと思い、『救急車呼びましょうか』と話したら『大丈夫』って」
作家の橋口いくよ「酔った女性には何をしてもいいと思っている人が意外といる気がしています。女性も改めないと」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト