名古屋城のお濠で巨大魚アリゲーターゲーが先週10日(2016年6月)に目撃された。体長1メートル30センチ、硬そうな体に長い口、鯉の群れの中にいた。北米原産で魚や鳥を食べるそうで、見るからに獰猛そうだ。7年前から目撃され、鯉が食べられ、鳥が水中に引きずり込まれることもあったという。管理事務所は捕獲を試みているが、成功していない。
「アリゲーターゲー」成魚100万円!医者や弁護士に人気
アリゲーターは「鰐」、ゲーは「槍」という意味だ。東京タワー水族館によると、体長2メートルを超すまでになり、3メートルのものもいるという。誰かが濠に放したと見られる。
司会の羽鳥慎一「あそこで自然に生まれるはずがないですものね」
ペットショップの関係者によると、稚魚は5000円程度だが、成魚では100万円を超す値もつく。「医師や弁護士などの社会的地位のある40代の人が飼う」
神奈川県横浜の鶴見川や大阪の寝屋川でも見つかっている。今年(2016年)5月には埼玉の荒川にもいた。
野上慎平アナ「あと数件の情報があり、全国に広がっています」
特定外来生物指定でかえって増えそうな違法放流
再来年の18年には特定外来生物に指定されて輸入や販売が原則禁止となるが、逆に飼育に許可が必要となるため捨てる人が増える恐れもある。売れなくなったペット業者が捨てることも考えられる。
羽鳥「本当に捨てる人が出るかもしれません。問題です」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト