「パスポート番号が漏れた」本当の影響 JTB「個人情報流出」が意味するコト

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   「これはちょっと心配ですよ」と、小倉智昭キャスターが15日(2016年6月)の『小倉が斬る』で取り上げたのが、大手旅行会社「JTB」の個人情報流出事件。顧客のデータが最大で793万人分も流出し、中身にはパスポート番号まで含まれているという。

   JTBによると、今年3月子会社の社員が自分のパソコンに送信されてきた、取引先を装うメールの添付ファイルを開いてしまったところウイルスに感染し、不正アクセスされたことが判明したという。

「ネットで予約する客は多いですからね~」

   流出した顧客の個人情報は、2007年9月28日から今(16)年3月21日までの間に、「JTB」、「るるぶトラベル」、外国人向けの「JAPANICAN」のホームページで予約した793万人分。

   個人情報には、氏名、住所、性別、生年月日、メールアドレス、郵便番号、電話番号に加えパスポート番号、パスポートの取得日も含まれている。このうち有効パスポート番号は約4300人分にのぼっている。

   小倉「ネットで予約する客は多いですからね~。航空券など含め全部できますからね」と心配する。JTBは、個人情報が悪用されたという被害届は、6月15日現在まで出されていないという。

   家族構成や性別、年齢は、振り込み詐欺に使われる恐れもある。よほどネット・セキュリティー対策に力を入れてもらわないとネットによる予約もできなくなる。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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