東京都の舛添要一知事が15日(2016年6月)朝までに辞職の意向を固め、都議会議長に辞職願を提出した。新たな都知事を決める選挙は7月14日告示、同31日投開票の日程を軸に調整が行われる見通しという。
舛添知事は都議会の辞任要求には「応じられない」と、解散をちらつかせる脅しあり、泣きながら子どもを引き合いに出しての泣き落としありで、リオ五輪・リオパラリンピッがク終了する9月までの続投に固執していた。
新知事、リオ五輪へ日程的に「行ける」
しかし、知事を支えてきた自民党も加わった8会派が一致して15日の本会議で不信任決議案が可決されることが避けられない状況になったことから、自ら辞職する道を選んだ。全会派一致で不信任決議案が可決され辞任した都知事はこれまでになく、都政史上初と言われる汚名を避けたのだろう。辞職願を提出すれば不信任決議案は取り下げられることになる。
では、舛添知事がこだわったリオ五輪・リオパラリンピック閉会式での次期東京への五輪旗引き渡し式に、新しい都知事は出席できるのか?番組にゲスト出演した時事通信社の田崎史郎・特別解説委員は「出席しようと思えば行ける」という。
舛添知事は21日付の辞職願を提出するようだが、辞職願が都選挙管理委員会に通知された翌日から50日以内に都知事選が行われる。現在の所7月14日告示、同31日投開票を軸に日程が調整される見通し。
一方、リオ五輪の日程は開会式8月5日~閉会式8月21日、リオパラリンピックの日程は9月7日~同18日で、新知事はいずれの閉会式も出席可能のようだ。
文
モンブラン