アメリカ・フロリダ州オーランドのナイトクラブで12日午前2時(日本時間2016年6月12日午後3時)頃、男が銃を乱射して50人が死亡、53人の負傷者を出し、全米最悪の被害となった。男は銃撃戦の末、警察に射殺された。
過激派組織イスラム国(IS)系ニュースサイトは、「100人以上の死傷者を出したゲイ・ナイトクラブを狙った襲撃は、イスラム国の戦士によって実行された」と伝えた。しかし、実際にマティーンとISがどうつながっていたかは明らかでない。犯人はアメリカ国籍のオマル・マティーン(29)。両親はアフガニスタンの出身で、以前からISとの関わりが疑われ、FBIの捜査対象にもなっていた男だった。
CBSテレビによると、マティーンは銃撃直前、警察への緊急通報電話でISへの忠誠を誓っていた。その際、ボストンマラソンで爆弾テロを起こした兄弟言及していたという。
WDWやUSFすぐ近くのリゾート地
クラブは同性愛者が集まることで有名で、マティーンの父親は息子は同性愛者に批判的な考えだったと話している。6月は同性愛者の催しが多い月で、人が多く集まる場所を選んだ可能性がある。
司会の夏目三久「オーランドとはどんなどころなんですか」
パトリック・ハーラン(タレント)「近くにディズニー・ワールドやユニバーサル・スタジオなど大型のテーマパークがあるリゾート地で、事件は土地柄とは関係ないんじゃないですか」
ここでアメリカの地図を出して見せたが、東海岸から西海岸まで赤い点がびっしりと散らばっていた。昨年(2015年)1年間に銃の乱射事件が起こった場所だった。オーランドはフロリダ半島の真ん中だが、同じフロリダ州内だけでも10件の事件が起きている。「今年に入って全米で175件も乱射事件が起きています。1日に1件以上」(ハーラン)