ジャーナリスト津田大介が勧める「サイバー断捨離」
ストーカー事件は、2013年の三鷹のストーカー殺人事件の頃から急激に増え、いまは年間2万件以上ある。民間団体「全国Webカウンセリング協議会」には、月に50件くらいの相談がある。日頃の行動監視や書き込みへの干渉、「付き合ってほしい」、無視すると脅しや待ち伏せ・・・。
どうしたら防げるのか。ジャーナリストの津田大介さんは、「実名の思わせぶりな書き込みや写真の掲載を避ける」「ときにアカウントを捨てるサイバー断捨離」を勧めた。小早川さんは「リスクの段階でノーという。ここで第三者に入ってもらう」「返事をしないままのブロックは危険。返事をすること」という。だが、「サイバーにはできることは少ない」と心配する。
ネット空間はある意味、なんでもありだ。誰もが発信者、誰もが受信者。法律が実態を追いかけて、常に後手後手になる。
ヤンヤン
*NHKクローズアップ現代+(2016年6月9日放送「追跡『サイバーストーカー』の闇」)