辞任に追い込まないための巧妙な審議日程
集中審議が2日間に分けられた理由を、龍崎孝(流通経済大教授)は「13日だけだと、15日の会期末までに野党が不信任案を出してくる可能性があるんです。20日を設定しておけば、会期をまたぐことができるというテクニックです」という。与党も不信任案には反対しにくいが、20日にも集中審議があれば、「その前に不信任はおかしい」という言い訳が成り立つのだ。
パトリック・ハーラン(タレント)「議会から聞こえてくるのは、参院選への影響だとか、次の選挙だとか政局の話ばかり。都民の感覚とはずれていますよ」
司会の夏目三久「集中審議で説明責任は果たされるのでしょうか」
まともに説明しきれるわけがない。厚顔で押し通せるかどうか、それだけだろう。本人はその気のようだが。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト