甘利明をオレと一緒に逮捕しろ!カネ渡した建設会社部長「不起訴処分」納得できん

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東京五輪招致ウラ金疑惑キーマン・電通元専務の開き直り「あんなことは世界では常識なんだよ」

   週刊現代が東京五輪招致の日本側のキーマンといわれている元電通専務で五輪組織委員会理事を務める高橋治之氏(72)を直撃している。五輪招致委員会がコンサルタント会社へ渡したカネが賄賂に当たるかどうかを証明するのは時間がかかるようだが、大手通信社のフランス支局員によると「フランス当局が、何らかの確証を持っているのは間違いない」そうだから、さらに火の手が広がることは間違いないようである。

   高橋氏のインタビューは当然ながら、「不正はない」「自分は関係ない」の一点張りだから紹介するまでもないのだが、一部分だけ引用しておこう。<「こういうことは必ずあるんですよ。どこの国で開催したときも、毎回あるの。どこでもある。それをいちいち気にしていたらオリンピックなんて呼べないし、できない。(中略)いわゆるロビー活動というのは、どこでも認められていることだし、どこでもやっていることなんです。そういうことに関して日本は、マスコミをはじめとして、遅れているんじゃないのかな。そんなことは常識的なことじゃないの?」>

   どこでもやっていることだから自分もした。それがなぜ悪い。おいおい、東京オリンピックで大儲けを企んでいるのは電通だろうが。自社の利益のためにカネを配り、日本に呼んできたと素直にいえばいいのだ。

   「国民の80%以上はオリンピックが来ることに賛同している」だって? 少なくともオレは賛同なんかしていない。汚れちまった五輪なんぞ、とっとと返上してしまえと私は猛烈に怒っている。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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