中国、インドネシア、フィリピンが大量廃棄
九州大学の研究では、日本近海のマイクロプラスチックは世界平均の27倍という調査もある。日本近海に多い理由のひとつは、中国などから流れてくるゴミだ。去年(2015年)発表されたデータによると、海洋に流出したプラスチックの量は中国が132万~353万トンと最多で、2位がインドネシア48万~129万トン、次がフィリピン28~75万トンとなっている。
対策はあるのか。高田教授は「削減、再利用、リサイクル。この3つが有効な手段です」
夏目「世界の海では5兆個のマイクロクラスチックが漂っているといわれ、世界的な問題になっています。日本でも真剣に考えなければなりません」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト