三菱、スズキだけじゃない・・・誰でも知ってるカタログと実燃費のあまりの違い
今週の週刊現代で読むべきは「主要100車種『実際の燃費』をすべて公開する!」。カタログ燃費と実燃費が乖離していることは、自動車に詳しい人間なら誰でも知っていたことだろう。三菱に続いて、スズキが燃費の不正測定をしていたことが明らかになったが、当然ながらトヨタや日産、マツダにも似たようなことがあるに違いないと思う。
週刊現代はインターネットサイト「e燃費」の協力を得て、代表100車種のカタログ燃費と実燃費の差を調べた。「e燃費」の石原正義氏はこう話す。<「ハイブリッド車や軽自動車など燃費を売り物にする車ほど、実燃費とカタログ燃費の乖離が大きくなる傾向があります」>
その通りで、トヨタのプリウスは、カタログ燃費は40・8キロ/リットルだが、実燃費は21・7キロ/リットルと達成率は53・3%しかないのだ。他にもスバルのプレオは達成率45・2%、スズキのアルトラバンは達成率が49・0%で、100%を超えているのはホンダのシビックの116・9%と1台しかない。
検査をメーカー任せにしていた国もメーカーも国民をバカにするのもほどほどにしろ! これでも怒らないのなら、日本の車ユーザーは人のいいアホだといわれても仕方あるまい。