舛添都知事にいま辞められては困る自民・公明!4年後の知事選は東京五輪真っ最中

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   舛添要一都知事の政治資金流用疑惑の追及は、6月1日(2016年)から始まる都議会に移るが、強い調査権限を持つ百条委員会の設置が当面の焦点になりそうだ。都議会運営委会で共産党都議団が設置を要求し、野党全体にも必要との声がひろがっている。

   司会の夏目三久「ただ、自民党と公明党は慎重な姿勢を示しています」

   設置には過半数の賛成が必要で、両党の出方がカギになるが、「知事の所信表明を聞いてから」とはっきりしない。「舛添知事がいつまでももたないことはわかっているが、選挙になれば野党がどんな候補を立てるかわからないので、すぐに辞めさせるわけにもいかない」ともらす議員もいる。

調査権限強い百条委員会設置にも二の足

   百条委員会は証言を拒否したりうその証言をすると、禁固や罰金に処せられる。医療法人から5000万円を受け取って追及された猪瀬直樹前知事は、設置が決まった直後に辞任した。

   竹内薫(サイエンス作家)「自民党と公明党は知事選で舛添氏を応援した経緯がありますから、設置に賛成反対のどちらでも批判されますよね。本会議より前の議会運営委員会で設置を止めないとまずいのが現状です」

   龍崎孝(元TBS政治部長)は東京オリンピックとの関係をあげた。「舛添知事が7月18日より前に辞めると、4年後の知事選は7月24日から9月6日のオリンピック期間中と重なるんです。これを避けるためにも、知事にいま辞められては困るから自民も公明も追及が鈍いのかもしれません」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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