カップ麺の元祖、日清食品のカップヌードルでいま総選挙が行われているのをご存知か。いまや世界各地の「ご当地味」が100種類もあって、投票で1位になったら日本でも発売するという。
でも、ご当地味を味わうにはその国に行かないと買えない。選挙期間は5月31日(2016年)までだが、どうやって投票するの?
ライム味のタイ、わさび味のドイツ、汁が少なく麺短いインドなど20候補
ご当地味の中から、中国、香港、タイ、シンガポール、フィリピン、インドネシ、インド、ドイツ、アメリカ、メキシコ、ブラジルで売られている20種類を選んで、人気投票にかけた。しかし、いずれも「現地消費」が原則なので、日本で味わうことはできない。日清食品のホームページのパッケージ写真とコメントを見て、目で選ぶしかない。
というわけで、中山美香リポーターが日清食品を訪れて、試食することになった。20種類のパッケージはなかなか壮観だが、輸入はしていないので、日清でも揃えるのは大変なのだという。このうち10種類を味わおうというわけだ。一つひとつ食べてみた中山のコメントは―
「爽やか。ライムの香りが口の中に広がって」(タイ・ムーマナオ)
「わさびですねえ」と一瞬むせた。(ドイツ・ワサビ ゲシュマック)
「おいしい。カレー味のヌードルとは違う」(インド・マゼダール マサラ)他のものとは違い、汁が少なく麺が短い。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト