セコイ、ごまかし、ケチと総スカンの舛添要一・東京都知事だが、正義の味方然として登場するファミコン・ゲームがあった。その中で「公私混同はダメ」と言ってるのだから大笑いだ。
西村綾子リポーターが「こんなのに出してらっしゃったんですね」と見せたのは、24年前に発売されたテレビゲーム「舛添要一 朝までファミコン」というゲームソフトだった。いまや幻のソフトといわれ、ネット通販のアマゾンでは5万円近い値が付いている。弊J-CASTの姉妹情報サイト「Jタウンネット」の編集部がゲーム店で約6000円で入手したという。
そっくりお返ししたい「ビジネスか自分の楽しみのためかの区別ができない男はダメである」
舛添さんは当時44歳。テレビ朝日系「朝まで生テレビ」などで気鋭の論客として人気だった。このゲームもそれをもじったものだ。ゲームの内容は、ビジネスマンが困難を乗り越えて商談を成功させるというもので、舛添氏は主人公にアドバイスする役割で、「舛添要一です」と登場する。
ゲームにはアドバイスの中身が冊子として付いており、さまざまな言葉が並んでいる。たとえば「公私混同は失敗の元」「ビジネスがらみか、自分自身の楽しみのためかの区別ができない男はダメである。その費用を誰が出しているのか考えるべきだ」
VTRを見ていたスタジオは笑いの渦となった。森圭介アナが「湯山さん、会見をどうご覧になりましたか」
湯山玲子(著述家)「たとえこれがシロだったとしても、それでいいのかという話。政治家として仕事をしたいというのなら、こういうことでは頭を下げますから、仕事をやらせてくださいというのが筋だと思いますね」
「本気で謝れない男はダメ」というアドバイスを追加するか。