きのう23日(2016年5月)は東京都心で気温30.9度を記録し、今年初めて真夏日になった。都内全体で女子中学生6人ら1歳から89歳までの男女24人が熱中症とみられ病院に救急搬送された。
司会の夏目三久「きのうは大阪、名古屋でも真夏日を観測しましたね」
井田寛子(気象予報士)「ちょっと寝苦しいという人も多かったようですね。きょうは北日本と西日本は少し下がりますが、東京は暑さが続き、最高気温30度、東北の日本海側や北陸はきのうよりも上がり、金沢では31度の予想です」
夏目「しばらく熱中症対策の注意が必要ですね」
夏でも冷え性8割
その暑さ対策だが、冷たい飲み物に変化が起きている。アサヒ飲料は先月(2016年4月)から新手の自販機を全国40か所に設置している。キーワードは「常温」。あるアンケートによると、冷え性ですかと聞くと82.5%が「はい」と答え、78.8%が夏でも冷え性を実感している。
アサヒ飲料の開発・自販機企画の担当者は「女性を中心とする常温のニーズを自販機で提供できないかと考えました」と説明する。いまのところ、お茶、水、缶コーヒーの3種類だが、売れ行き好調だという。
健康科学アドバイザーの福田千晶医師は「冷たいものを摂り過ぎると、胃腸の調子が悪くなる人が結構います。熱中症、夏バテ対策の水分補給には常温がオススメです」といっている。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト