笑点・司会「昇太で視聴率落ちたら、次は最後の切り札の私」円楽早くも虎視眈々

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   日本テレビ系の人気番組「笑点」の大喜利の司会をきのう22日(2016年5月)で桂歌丸が引退、6代目は春風亭昇太と発表された。先週金曜日(20日)に笑点メンバーが番組宣伝で「スッキリ!!」で顔を揃えたときは、三遊亭円楽が「誰が見ても私」とうそぶいていた。実はメンバーには2月には次の司会者を知らされていたのだそうだ。

歌丸の地元・横浜橋商店街では居酒屋に集まって下馬評

   歌丸の地元、横浜橋商店街には、「お疲れ様でした」という横断幕も出た。20年ほど前から名誉顧問もしているそうで、この日も大勢が居酒屋で「笑点」を見ていたが、「昇太」の発表には「エーッ」「うそやろ」「一番若いんじゃない?」などの声が上がった。「かえっていいんじゃない」「嬉しい。若いからやりやすいんじゃないか」という声もあった。

   歌丸は「落語はこれからも続けていきますので、どうぞよろしく」と最後に涙を見せた。「最後だと思うとジーンと来るものがあるもんですから、いつもの笑点、いつもの笑点と言い聞かせていたんですが・・・」

   昇太は1982年に春風亭柳昇に入門、82年に真打昇進し、新作落語に力を入れている。笑点には06年から出演している。自己紹介で、「46歳はここでは若手ですが、織田信長ならそろそろ死んじゃう歳です」と笑わせた。会見で大竹真リポーターが円楽に「敗戦の弁」を求めると、「そうじゃない。私は最後の切り札。昇太がうまくいかなくて視聴率が落ちた時が私の出番」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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