急死したプリンスの隠し子だと名乗り出る人々が相次いでいる。服役中の30代男性は、母親が80年代にプリンスと関係を持っていたと言い出した。母親はプリンス以外の異性関係はなく、自分の父親はプリンスに間違いないと主張している。
別の30代男性はプリンスの実子を名乗って相続人となるための法的手続きを進めているという。遺産相続人調査を専門とする会社には、自分は実子だと訴える電話やEメールが毎日のように寄せられているという。なにしろ、遺産は総額3億ドル(約320億円)だから、有象無象が出てくるのも当然か。
ネットでは「一人や二人いてもおかしくないけどね」
ネットでは「亡くなった途端、金に目がくらんだ自称隠し子が続々出てくるって、マイケル・ジャクソンの時と同じ」「長くミュージシャンをやっていたのなら、隠し子の一人や二人いてもおかしくはないかもね」などの書き込みが多い。
プリンスの妹のミュージシャンTykaは、過熱する相続報道や家族の不和説にFacebookで反論した。「私の知る限り、家族の中で争いごとなんていっさい起きてないわよ。家族が戦争状態ですって?いったい誰の話なの」
相続に最も近いところにいるだけに、ゆっくり待っていればいいというわけなのだろう。
Noriko Fujimoto