2、3日は震度4程度の余震!昨夜の「茨城地震」首都直下の前触れ?

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   「首都直下地震と関連はあるのでしょうか。きのう16日(2016年5月)午後9時23分ごろ、茨城県南部で強い地震があり、茨城県小美玉市で震度5弱を観測しました」

   司会の夏目三久が伝えた。震源は茨城県南部で震源の深さは42キロ、地震の規模を示すマグニチュード5.5と推定され、水戸市、さいたま市、千葉県成田市などでも震度4を観測した。気象庁は「今後2、3日は震度4程度の余震を注意するように」と呼び掛けている。

震度5・小美玉市のタクシー運転手「ドカーンと来た」

   茨城県つくば市のアパートでは男の子(8つ)が2段ベッドから飛び降りた際に左肘を骨折した。小美玉市の職員は「急に縦揺れが来て、短い細かい揺れが30秒くらい続きました」と話す。タクシー運転手は「ドカーンという感じで揺れがすごかった。横揺れでも波打つような感じで、続いて大きいのが来るのかと思った」と驚いていた。

   JR常磐・石岡駅では午前3時まで約6時間も電車を待ち続けたという人もいた。中年の女性は「ずっと電車の中にいて疲れました」。高校生は「朝の登校は7時47分の電車に乗るので、それまでちゃんと寝て」と苦笑いしていた。

   茨城県南西部はこれまでも多くの地震が発生している。2014年9月にはM5.6、05年2月にはM5.3、さらにその近くで85年10月にM6.0、83年2月にもM6.0の強い地震が起きている。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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