熊本地震被災地もう夏!車中泊、テント、ビニルハウス暮らし大丈夫?

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   熊本地震が起きてあす14日(2016年5月)で1か月になる。藤森祥平アナが熊本・益城町から「変わったこと、変わっていないこと、何が見えてきたかをお伝えします」と報告した。

   藤森が手にしたけさ13日の熊本日日新聞には「発電所水路も損壊」の見出しが躍る。雇用不安で休業補償や雇用保険の受給確認などの労働相談が1か月足らずで1万件を超えた、罹災証明の発行が進まないといった記事もある。「聞こえてきたのは切実な声でした」

最高気温25度。飲み水まだ配給

   益城町はきのうの最高24・8度ともう夏である。スイカ栽培用のビニールハウスで4家族8人が避難生活をしていた。「朝晩の温度差があります。けさは寒かった」という。何が必要かを藤森アナが聞くと、「水です。飲み水は今でも救援物資に頼っています」

   3週間前には13人が暮らしていた倉庫にはなお7人がいた。横にプレハブ住居が建ち、「ようやく家族だけの空間ができました。いつまで続くかわからない長期戦です」と米栽培農家の男性は話す。

   街中の屋根にブルーシートが目立つ。倒壊した家屋のがれきが重機でのけられ、街路がやっと通れるようになった。ただ、住宅不足は深刻で、251の避難所に1万703人がいる。仮設住宅の建設は進んでいるところもあるが、手つかずの予定地も目立つ。ゴールデンウイークには1301人がどっと来たボランティアも、今週月曜は368人、きのうは608人と「ずいぶん減っているようですね」(司会の夏目三久)という状態だ。

   益城町総合体育館前に150余並んだテントのそばで藤森アナは、「復旧までどれだけ時間がかかるか、1年は覚悟という声もありました」ともどかしそうだ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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