舛添知事 都民の猛反発に大慌て!「別荘通いに公用車使いません」「頻度も検討」

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   高額な海外出張費や公用車での別荘通いで批判されている舛添要一東京知事はきのう9日(2016年5月)夜、TBS系のニュース番組「NEWS23」に出演し、見直しの意向を明らかにした。

   知事は神奈川県湯河原の別荘に毎週のように行き帰りすることについて、「ルール通りにやっているのでまったく問題がない」と説明していたが、「いろんなご批判があって大変ご迷惑をおかけしているので、原則的にはこういう移動の時には、公用車は使わないようにしようと思っている。(湯河原へ通う頻度については)体調や状況を見ながら考えたい」と語った。

飛行機は今後もファーストクラス「寝てはつらつと仕事をしたい」

   2年あまりで2億円以上にのぼったという海外出張経費に関しても、「トップが二流のビジネスホテルに泊まりますか。恥ずかしいでしょう」などと反論していたが、「事務方が敷いたレールをちゃんと私も見て、私の責任でカットできるところはカットするという形でやっていきたい」と話した。一方で、飛行機のファーストクラスの利用は「完璧な飛行機の中で寝てはつらつとした形で仕事をしたい。きちんと仕事をして都民の税金を使っただけの成果をあげてお返ししたい」と従来通りの考えを示した。

「高額出張費は事務方が敷いたレール」

   司会の夏目三久「この釈明で都民の理解を得られるんでしょうか」

   龍崎孝(流通経済大学教授)「政治家としての資質を疑わざるを得ないという点がありますね。事務方に対し、それは違うよと指摘するのが政治家の仕事。それなのに、レールに乗ったというのは説明になっていません。政治家としての自覚が足りないといわれても仕方がありませんね」

   牧嶋博子(TBS解説室長)「(厚生労働省担当記者だったので)約10年前に舛添さんが厚生労働大臣時代の頃、よく取材しました。彼は自民党の厚労族や日本医師会、官僚の既得権や前例主義についてすごく闘っていました。ですから、都知事になって、あれ、どうしたのかなと思っていました。とにかく、原点に戻ってほしいですね」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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