熊本地震の被災者への配慮から活動を控えていた熊本県の人気ゆるキャラ「くまモン」が、こどもの日のきのう5日(2016年5月)に活動を再開した。復活を望む多くの声に応えたのだったが、3週間ぶりの登場は子どもも大人も大喜びだった。
地震の後、森川ジョージさん、ちばてつやさんら人気漫画家によるくまモンをあしらった熊本応援イラストが続々と現れ、くまモンの復活を望む声も寄せられた。熊本県庁には110通のメールや手紙、くまモンスクエアのノートにも応援メッセージの書き込みが300にもなって、中国、香港、台湾からものもあった。
ゆるキャラがもつ癒し効果
西原村の保育園に現れたくまモンは子ども達の輪の中に入っていつものスキンシップ。子ども達は「嬉しかった」と口々に言い、お母さん達も「こどもの日に来てくれてよかった」。お年寄りも笑顔で握手していた。
犬山紙子(コラムニスト)「いいですね。子どもがニコニコすると大人もニコニコする。経済効果もあるけど、心を癒す効果もありますね」
岩本乃蒼アナ「ゆるキャラの持つ力ですね」
近藤春菜キャスター「くまモンに会うことで、何にも考えずすごい笑顔になって癒されてる。こういう存在になりたいなと思います。うん」
理屈では割り切れないものってあるんだねえ。くまモンはこれからも被災地を中心に活動を続けるそうだ。
文
ヤンヤン