鳥取の県カラーはピンクだって知っていましたか。砂丘などから「白」「茶色」というイメージなのだが、鳥取・因幡観光ネットワーク協議会事務局長の石塚康裕さんによると、「茶色はかなりマイナスイメージなんですよ。暗いイメージを払拭したいというのもあってピンクにしました」
3年前、地元の鉄道会社・智頭急行が「恋山形駅」の駅舎をピンク色に塗り替え、駅舎内にハート型のモニュメントなども設置したところ、全国からカップルが訪れる観光地に変貌した。これをきっかけに鳥取県のピンクブームが始まり、ピンクの醤油、ピンクのカレーなどが続々と登場する事態になっている。
さらに、今年(2016年)から5月1日を「こいの日」と命名し、きのうから1週間限定でピンク色のSLを走らせている。石塚さんは「ショッキングなピンク色で、言い方は悪いですが『色仕掛け』で行こうと思いまして」と笑う。
醤油もカレーもピンク!
スタジオにピンクのカレーとピンクの醤油が運び込まれた。醤油は冷や奴にかかっている。梅津弥英子キャスターは「(醤油を見て)綺麗なピンク。苺ソースがかかってるみたいですねぇ」
司会の小倉智昭「醤油に酸味があったら醤油の味じゃないでしょ。カレーも普通のカレーとどっか違わない?」
キャスターの菊川怜「なんの味だろう」
内野泰輔アナ「この鮮やかなピンク色は、鳥取県産のビーツという野菜で色付けしてるということなんです。気になるお値段ですが、ピンク醤油の方は1706円、カレーはレトルト1パックで940円ということになっています」
小倉「あ、レトルトになってんだ」
梅津「自然な色なんですね。ピンクなのに」
3人とも色付けには納得した模様だったが、味については「口の中でネットリする」(小倉)、「スパイシーだけどマイルド」(菊川)などビミョーな反応だった。
ビレッジマン