「シーズン途中から左足の甲を痛めていたスケートフィギュアの羽生結弦選手(21)の診断結果は全治約2か月であることが分かりました」と司会の夏目三久が伝えた。左足リスフラン関節じん帯損傷で、全治2か月の安静、加療が必要とされた。
カナダ・トロントで治療に専念
東京女子医科大学東医療センター整形外科の神戸克明准教授は「リスフラン関節は足の甲の部分に相当する関節で、じん帯損傷あるいは骨折した場合は、非常に腫れて痛くなります。ひどくなれば、体重をかけることもできないくらい腫れたりすることもあります」と話す。症状が悪化すると、スケート選手にとって生命線ともいえるバランス感覚にも影響してくるという。
治療のポイントについて、神戸准教授は「リハビリをしっかりして、もともと才能がある選手であれば、感覚を取り戻すのはわりと早いかもしれません。軽い程度では2~3か月で復帰できるのでは」と見ている。
羽生は帰国せず、当面は拠点のカナダ・トロントで治療に専念するという。スポーツ担当の石井大裕アナ「まずは、ゆっくり休めそうです」
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一ツ石| 似顔絵 池田マコト