卓球Wツアー『高校1年・平野美宇』優勝!リオ五輪代表には選考もれ

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   きのう24日(2016年4月)に行われた卓球のワールドツアー「ポーランド・オープン」女子シングルスで、高校1年生の平野美宇選手が優勝した。決勝の相手のユ・モンユ選手(シンガポール)は準決勝で日本のエース石川佳純選手を破っていたが、これに圧勝した。しかし、平野選手はリオ五輪代表からはもれていた。

9歳で一般の部に参戦

   決勝戦は圧倒的な強さだった。角度のあるスマッシュ、変化をつけた返球、相手の懐へ迫るサーブと多彩な内容で、ユを寄せ付けず、4ゲーム連取のストレート勝ちだった。国際大会では14年のグランドファイナルで伊藤美誠選手と組んでダブルスで優勝したことはあるが、シングルスでは初めてだ。

   平野は両親とも卓球選手で、小学1年生の07年に全日本のバンビの部で優勝し、「第2の福原愛ちゃん」と話題になった。全日本の一般の部に9歳で出場はいまも最年少記録だ。世界ランキングでは、石川が4位、福原愛が6位、伊藤が10位、平野は16位だ。

   国内ではライバルの伊藤に遅れをとって4位になったため、リオ五輪の代表には選ばれなかった。しかし、今回のゲーム運びを見ると、急激に力をつけていることがうかがえる。ユは平野より上位の世界ランク7位だ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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