三菱自動車だけなのか?燃費ごまかし・・・身に覚えあるなら早めに公表・謝罪が賢明
週刊文春は世界的な食品メーカーの「ダノン」日本法人が、2014年10月に秘かに「10月29日賞味期限のダノンビオいちじくミックス」を営業担当の社員たちを動員して買い取りに走らせていたことを報じている。酵母菌が混入していたのだが、無害だと「ダノンジャパン」は回答している。
<「健康被害が無いからOKではなく、『欠陥が見つかれば公表する』そして『回収の対応をとる』というのがきちんとした企業です」(消費者問題研究所の垣田達哉氏)>というのは当然だろう。
三菱自動車が軽自動車4車種で燃費を実際よりよく見せる不正を行っていたと発表した。国内で生産・販売している全車種のうち半数以上が法令と違う方法で測定されていた可能性が出てきたといわれている。
ドイツのフォルクスワーゲンと同様のケースのようだが、他の日本の自動車メーカーでも同じようなことがあるのではないか。不正が見つかれば直ちに公表する。遅れると、そのぶん信用を回復するのに時間がかかる。そう思って決断できる経営トップがどれだけいるのだろうか。