田母神俊雄「カネと酒とオンナ大好き」こんな男に1億3000万円も集まった不思議
元航空幕僚長の田母神俊雄(67)が公職選挙法違反容疑で逮捕された。私も多少袖すり合ったことがあるが、世間知には疎いという印象だった。幕僚長を辞めた直後に話を聞くために自宅に電話をかけると、上品そうな奥さんが対応してくれた。友人から田母神氏は愛人問題で奥さんと別れると騒動になっていると聞いて、驚いたことがあった。
フライデーは、彼について<酒とオンナは2ゴウまでが口癖だった。「カネと酒とオンナが大好きな俗物ですよ。戦後日本最後の侍なんてキャッチフレーズは、実像とはほど遠い」(田母神容疑者の知人)>とバッサリ。よくこんな男の政治団体へ1億3000万円もの寄付が集まったものだ。
週刊文春がまた参院選の自民党公認候補、山田宏元杉並区長のスキャンダルを報じている。山田氏は話題になった「保育園落ちた」ブログを、こう批判した。「まあ落書きですね。『生んだのはあなたでしょう』、『親の責任でしょ。まずは』と言いたいところだ」。だが、山田氏にこういえる資格があるのかと、週刊文春は問うている。
以前、山田氏は愛人問題で騒がれたが、現在は奥さんと東京家裁で離婚裁判中だというのだ。それも原告が山田氏で、奥さんが被告なのだ。奥さんの祐子さんは離婚の意思はないといい、いま自分を訴えてきたのは、参院選で議員復帰する前に彼女とのことを精算したい、今は現職ではないし借金しか残っていないので、慰謝料で大金を払わなくてもすむという姑息なやり方だと非難する。<「女性とお金にだらしないのは間違いありません。(中略)当時は離婚も考えましたが、子供たちがまだ小さくて・・・。彼らのことを考えると、そんな決断はできなかったのです」>
先日、次男が結婚式を挙げたそうだが、山田氏は欠席して手紙だけを送ってきたそうだ。人間的には何かが欠落しているが、政治姿勢には彼女も息子たちも共感しているという。だが、自分の欲望のまま律することができない人間に、政治家になる資格があるのだろうか。私は疑問である。