熊本被災地で大活躍「こどもボランティア」避難所でお年寄りの世話や食事配り

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   熊本地震の被災地ではこどもボランティアが活躍している。きのう21日(2016年4月)に木下康太郎アナが益城町の避難所で見つけたのは、「スターボックス益城店」と書かれたダンボール製の手作り看板だった。カウンターを覗いてみると、小さな女の子がコーヒーを作っていた。子供たちがコーヒーを提供するボランティアを始めていたのだ。

言い出しっぺの小学6年生「学校行けないし、誰かために何かできないかと思って」

   熊本市東区内の避難所では、子供たちが大人の肩を揉むサービスを始めていた。子供たちが首からぶら下げていたのは黄色いメダルで、「子どもボランティア」とある。この子たちはトイレ掃除、食事の準備を手伝い、300個ぐらいを避難所の人たちに配る。今週火曜日から始めていた。

   最初に動いたのは小学校6年生で、自らも被災した中尾咲都鶴(さとか)ちゃんだ。「学校も行けないし、地震が怖くて何もやることがないから、誰かのために何かできないかと思って始めました」

   誰かから言われたわけではなく、子供たち自らが行動を起こした。避難所の大人たちは口々に「ありがとうね。涙が出ちゃって」「一人でいると怖いけど、おちびちゃんたちのおかげでね、ありがとうね」と話す。

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