中央構造線の真上!7月再稼働予定の伊方原発
となると、中央構造線のほぼ真上にあり、7月(2016年)にも再稼働が予定されている伊方原発が心配になる。京都大学防災研究所地震予知センターの橋本学教授は、日本列島の地殻変動をGPS調査し、いま一番懸念されるのはエネルギーが蓄積されたこの四国北部という。
佐藤暁元・GE原子力コンサルタントは「稼働している原発と、稼動していない原発では、地震が起きたときの被害が出た場合はケタ違いです」と次のように話す。「運転中の原発は止まった瞬間から、福島と同じように崩壊解熱がどんどん出てきます。放射能レベルも非常に高い。間違いなく福島のような事故に至るリスクがあります。停止していればリスクは低いです」
玉川の結論は「熊本地震のメカニズムが分かるまでは慎重なぐらいの対応がふさわしい」だった。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト