ネットに横行「不謹慎狩り」芸能人らの熊本被災地支援に誹謗、中傷

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   熊本地震の被災者への支援活動が広がっているが、インターネット上では支援、激励に対し「不謹慎狩り」と称する誹謗、中傷も増えている。モデルの紗栄子が被災地に500万円を寄付したことを銀行の振込受付書の画像付きで明かしたところ、「金額を言うのは下品、偽善と売名のにおいがする」「ほんま、自分の好感度上げたいか知らんけど」という書き込みがあった。

「どん兵衛」10年分送ったトレンディエンジェルに「ただの余りものじゃねーか」

   昨年12月(2015年)の「M-1グランプリ」で優勝したお笑いコンビ「トレンディエンジェル」が、「副賞のカップ『どん兵衛』10年を被災地に送る手続きをしている」と明かすと、「良いと思うけど、お湯どうすんの。水が貴重なのに」「ただの余りものじゃねーか」

   「不謹慎狩り」は言葉じりを捉えて誹謗・中傷することを言うらしいが、とくに芸能人の発言にイチャモンを付ける。高木美保(タレント)は「芸能人は常に人から見られたい、関心を持ってもらいたいという気持が潜在的にありますから、時に表現しすぎたりすることはありますよ。しかし、批判するなら表の様子だけでするのではなく、行動全体、思いの深さを見てから批判してほしいです」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「批判にショックを受ける必要はないと思いますね。新しいツールができて表に出しやすくなっただけのこと」

   熊本の被災地では「ありがたいですよ、誰が何百万円も寄付しますかね」という声が多い。被災地の人たちに伝わればいい。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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