きのう17日(2016年4月)、強い低気圧が西日本から東日本を通過し、台風並みの強風が吹き荒れた。瞬間最大風速30・5メートルを記録した東京・多摩市で午前11時ごろ、解体工事中だった9階建てビルから足場や鉄製のパネルが次々とはがれるように崩落した。
「倒れるときに一気にぶわーっと来た感じ」(崩落の瞬間を撮影した中学生)
20メートルの風が長時間
JR北千住駅近くの工事現場でも、高さ、幅とも約20メートルの足場がはがれ落ち、信号機2本をなぎ倒した。司会の小倉智昭は「建築、解体現場の足場というのは、工事が終わったら取り壊すんで、そんなに強度もないってことなんですかね」
天達武史(気象予報士)「瞬間的な突風ではなくて、20メートル前後の風が長い時間吹き続けていたことで、倒れやすくなっていたのかもしれないですね」