「年金運用巨額損失」参院選終るまで隠せ!7兆6000万円の大赤字
週刊ポストが報じているように、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が株で運用している部分で大きく損失を出していることは間違いない。そのため、<厚労省から出向している三石博之・審議役を中心に、内部の会議で年金積立金の運用実績の公表を参院選後の「7月29日」に延期する方針を決定した。「選挙が終わるまで国民に巨額損失を隠し通す」という露骨な選挙対策である>(週刊ポスト)
では、どれぐらいの損失になるのか。<野村證券チーフ財政アナリストの西川昌宏氏の試算によると、15年度の年間運用実績は外国株式がマイナス3・6兆円、国内株式はマイナス3・5兆円、外国債券マイナス5000億円で3部門合わせると7兆6000億円の大赤字だ(東京新聞4月3日付朝刊)>(週刊ポスト)
国内債券がかろうじて2・6兆円の黒字だから、損失額は5兆円にも上る。これが裏付けられれば、消えた年金どころの騒ぎではなく、安倍内閣は崩壊すること間違いない。選挙前に発表しなくても、これだけ株価が低迷しているのだから、相当な損失を出していることはみんなが知っている。アベノミクスは完全に失敗したことは隠しようがない。安倍には早く退陣してもらうのが、日本、否、世界のためだと思う。