動物園チンパンジー逃亡!住宅街の電柱登って威嚇・・・体重70キロの巨漢

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   仙台市できのう14日(2016年4月)、動物園のチンパンジーが脱走して、大捕物が展開された。麻酔銃で捕えられたが、テレビ番組などで人気となる赤ちゃんチンパンジーと違って、人に飛びかかろうとするなどかなりどう猛だ。

   チンパンジーは八木山動物公園で飼われていた「チャチャ」で、オスの24歳、身長は160センチ、体重は70キロもある。握力は200キロを超えるという。それが動物公園近くの住宅街の電柱に登っていた。人が近づくと電線を伝って移動する。網などで捕まえられるものではない。クレーン車を使って捕獲作戦が展開された。

越えられるはずない高い柵からどうやって脱出?

   感電を防ぐために送電を止め、麻酔銃を手にした動物園の職員とクレーンの操作員が乗ったバケットが近づくと、牙をむいて威嚇する。もともと成獣のチンパンジーは猛獣として扱われる。過去の逃げた例でも、人間に体当たりして怪我をさせたりしている。

   背を向けたスキに背中へ麻酔の矢が放たれた。叫び声をあげ、電線を伝ってバケットに飛びかかろうとする。クレーンは後退して逃げる。チャチャは電線にぶら下がりながら右手で矢を引き抜いた。そして、再び電線を伝って移動を始めた。

   司会の加藤浩次「麻酔が効いてきちゃうんじゃないの」

   その通りで、突然ぐらりと体が傾いて、しばらく片手で電線にぶら下がっていたが、そのまま落下した。途中の電線に跳ね返って、下で待ち構えたネットに落ちた。

   どうやってチャチャは逃げたのか。チンパンジーの居住区の柵は4メートルの高さがある。ジャンプ力3メートルのチンパンジーは普通では柵を越えられない。ところが、なにかがあって通常のパワー以上のパワーが出た可能性があるという。

野生の魂がよみがえった?

   犬山紙子(コラムニスト)「宮城出身なので八木山動物公園にはよく行きましたよ。チンパンジーを見ても危ないというイメージはなかったけど、それが飛んじゃったの。この間はシマウマが死んだのがあったし、対策をしっかりしてほしいです」

   加藤「よくわからなかったけど、何かがあってパワーが増えたの」

   近藤春菜キャスター「大人になると、野生に戻って力も強くなるんでしょうね」

   加藤「野生は違うんだね」

   おいおい、長年動物園にいて24歳だぞ。しかし、春菜さん、こんなこと言うようになれば、キャスターとしては一人前かな。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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