日清食品CM「自虐ネタ」許容範囲?許せない?「スッキリ!!」視聴者投票

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   「スッキリ!!JUDGE」コーナーで日清食品のCM騒動を取り上げた。カップヌードルの新CMに批判があったというので、わずか9日間で放送中止した。過剰とも言える反応に、「えっ、なぜ?」と思った人も多いはずである。視聴者のリモコン投票の結果はどうだったのか。

宇野常寛「頭おかしいよ、文句つけてるやつら」

   CMテーマは「CRAZY MAKES the FUTURE」で、架空の大学「OBAKA's UNIVERSITY」(学長・ビートたけし)で矢口真里、新垣隆ら騒ぎを起こした人たちが教授として登場し、スキャンダルをネタにひねりを効かせるという「たけし好み」のシリーズだ。

   たとえば、不倫騒動の矢口は「危機管理の権威」として登場し、「二兎を追うものは一兎をも得ず」と講釈をたれ、「やっちゃえ!みなさん」とVサインをする。商品とのつながりはよくわからないが、不倫騒動を念頭に置いて見ると、クスッとくる。

   ところが、ネットに「不倫騒動をネタにしている」「反省の色がない」「やっちゃえ!はアカンww」などの書き込みが登場し、会社にもクレームがくるようになって、日清食品はホームページに「お詫び」を載せCMを中止した。これにたいして、今度は「攻めてるCMだったのに」「何にでもクレーム」「こんなんで中止になるのかよ」といった反論が溢れた。

   そこで、「『自虐ネタのCM』を許せる?許せない?」というわけだ。司会の加藤浩次、近藤春菜キャスターら全員が「許せる」だった。春菜はCMは見ていないというが、「自虐だし、不倫と言ってるわけじゃないし、CMのインパクトが大事で、面白い、話題になるということではいいんじゃない」

   加藤「ミスはミスでも、いつまで反省しなくちゃいけないのか。謹慎もしたし反省もしたと思うのね。悪くはないと思うが」

   宇野常寛(評論家)は「頭おかしいよ、文句つけてるやつら」と過激だ。「不倫は個人の問題で、他人が許す許さないなんて、何様のつもりだ。このCM自体は好きじゃないが、好き嫌いと混同してる」

   春香クリスティーン(タレント)「ブラックジョークを受け入れないのかな」

   松嶋尚美(タレント)「悪いことじゃない気がするけどなあ」

   坂口孝則(経営評論家)「表現の範囲内のことだと思いますね。削除して、逆にCM効果になっているので意味がない。いったいどれくらいの反対意見があったのか知りたい。そんなにいなかったんじゃないの」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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