遺産相続めぐる家裁調停・審判急増
遺産相続をめぐる親族の争いは増加していて、家庭裁判所の遺産相続の調停・審判件数は、12年は1万5286件とこの10年で1.4倍になっている。
コメンテーターの菅野朋子弁護士「遺産相続をめぐる争いは、法的、形式的にできるものではなく、弁護士の仕事のなかで一番精神的にハードで辛い仕事なんです。難しいのは現実に住んでいる不動産しかないケースで、現金がないので遺産として分割しようがないんです」
青木理(ジャーナリスト)は「たった2人の兄弟だからもう少し何とかならなかったかなと思う」と話していたが、今回のケースは、兄が重度の障害のために家裁に調停を申し込むことすら困難だったようだ。
文
モンブラン