山尾志桜里ブーメラン・・・「秘書とカネ」監督責任!地球5周分のガソリン代

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   政治資金収支報告書に1年間で地球5週分のガソリン代を記入していた民進党の山尾志桜里政調会長は6日(2016年4月)に釈明会見を行い、元公設秘書が不正に経費を請求していた疑いが強いと明らかにした。

   収支報告書によると、1年間に使ったガソリン代は2011年が247万円、12年230万円、13年142万円という。山尾議員は「月に30万円を超えたのは平成23年8月から24年5月の期間だけで、この期間は事務所の会計事務を担当していた元秘書の在職期間とほぼ合致しています。多額のガソリンの支払いにこの元秘書が関与している蓋然性が相当高いと思います」と話し、「元秘書が提出したガソリンスタンドのレシートが、ガソリンスタンドのクズ入れに残されていた他人の不要なレシートである可能性ある」という。

甘利明前大臣の口利き疑惑では「本人の責任免れない」と厳しく追及

   山尾議員は弁護士と相談して元秘書への法的措置を検討するとしているとし、「今後は私の監督を徹底し国民の期待に応えられるように努力していきます」と話した。

   しかし、甘利明・前経済財政担当相の口利き疑惑では、「秘書のやったことについて、議員がそれにどう責任を取るべきかということはまったく別の話で、ご本人の責任が免れるわけではない」と切れ味鋭く追及した。

   カネと政治の問題に詳しい日大法学部の岩井奉信教授は「(元秘書は)業務上横領だと言っても過言ではありません。当然、監督責任はあるが、このケースでは法的責任は問えないでしょう。道義的責任しか問えないと思います」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「法的責任は問えないとしても、あれだけ他党の議員を厳しく追及して、ブーメランで自分に返ってきた。役職については責任を取らざるを得ないと思いますね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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