「けさ(2016年4月6日)の最初のニュースはこれです。作家の乙武洋匡氏(40)のパーティーがきのう5日に行われました。不倫報道後初めて公の場に姿を見せ、パーティーで涙ながらに謝罪しました」と司会の夏目三久は伝える。
きょう6日は乙武氏にとって40回目の誕生日。2月に届いた招待状にはきらびやかな文字で「門出をお祝いしていただければと思い、ささやかな小宴を催したく――」と書かれていた。そのタイミングで夏の参院選の出馬宣言をするのではないかともみられていた。
だが、おととい4日夜になって、「今回の騒動をお詫びし、活をいただく場としてあらためて『乙武洋匡を囲む会』として開催していただきたく思っています」というメールが送られてきた。
芸能人や文化人ら約250人出席
都内のホテルに集まった芸能人や文化人ら約250人の前に、「恥ずかしいことをしてしまいました」と語り、神妙な面持ちで深々と頭を下げた。出席者の1人は「痛々しいくらい険しい表情で出てきました」と話す。
重苦しい雰囲気を変えたのは妻の仁美さんだった。「自分のまわりのことをできないつらさは夫にあったと思います。もう次はありません」と述べ、出席者からは拍手と声援が送られた。乙武氏は照れくさいような申し訳ないような表情だったという。
終わって、乙武氏は報道陣に心境を語った。「本当にこれだけ多くの皆さんに支えられているのだということを心から実感しました。自分の弱さをしっかり断ち切って、とにかく家族と穏やかな時間を最優先に過ごしていきたいと思っています」
今後について聞かれると「全くの白紙です」と答えた。