モスバーガーは史上最高傑作という「マンモスの肉100%」のハンバーガーを販売するという。レタスやトマトの上にビッグサイズの骨付き肉がどーんと載る。値段は1129円で「いい肉」のごろ合わせだ。ロッテは縦横13・4メートルの「ビッグリマンチョコ」を発売するそうで、食べた後の包装はレジャーシートや雨よけ・日よけにも使えて、値段は401万円という。
もちろんこれらは、きょう4月1日のエイプリル・フールのうそで、モスバーガーのホームページには「エイプリルフールの架空商品です」とある。ロッテの広報・宣伝担当者は「今までの手法では若い方に響かないところもありますが、エッジのきいた話は受け入れられるのではないかと考えました」と話す。
グーグルはチョコレートや床にもクイック入力
こうした仕掛けで定評があるのはグーグルだ。6年前から取り組んでいて、ドラムをたたくように入力するドラム型キーボードや、手を使わずにおもちゃのピロピロを吹いて入力するキーボードを『発表』した。その作り方も公開し、他の企業が実際に10台限定で製作して1台5400円で売り出し完売した。
どんなエイプリルフールにするか。グーグルは半年前から会議を重ねて、「一発で分かるアホらしさ」「ウソの度合いが重要」なウソに頭をひねる。
今年は指で打ちこむクイック入力機で、一見するとすでにありそうだが、新型発信機をつけることで、周辺にあるチョコレート、床、ふすまにも入力することができるとほらを吹く。
司会の加藤浩次「アイデアにリアリティがあるのがおもしろいですよね。来年も楽しみです」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト