新入学・新学期シーズンはママ友トラブル発生の時期でもある。「変な人とは一緒のクラスになりたくない」「初めての方ばかりで不安」と、5人に1人は悩むという。
「酒好きな人がいて毎週飲み会を開く。億劫になって行かないでいると、陰口を言われるようになった」(40代ママ)
「たまたま同じ洋服を買っていた。話すタイミングがないままうっかり着て行ったら『まねした』と言われた」(40代ママ)
「LINEに友達登録したら、1日何十件と連絡が来て、家にも突然訪ねてこられた」(30代ママ)
こんなお悩みがあちこちから聞こえてくる。
個人情報を根掘り葉掘り聞く相手には要注意
ママたち700人にアドバイスをしてきた諏内えみさんは、「発端は春の入園式や入学式の第一印象で決る」「スタンドプレーみたいな行動はひかえ、断りたいことは理由を告げてはっきり言うのがいい」と話す。
入学式の帰り道に担任の先生を見かけたので、「この子をよろしくお願いします」と挨拶したのを見られ、他のママ友の家に「先生に言いよっている」とプリントした紙を投げ入れられたり、子どもをしょっちゅうあずけに来られるなどもあるという。パパママの出身校のほか、タワーマンションでは住む階数で格付けされることもあるそうだ。
諏内さんは「個人情報を根掘り葉掘り聞く人には注意して」とアドバイスする。巻き込まれやすいのは、相手の目を見て挨拶できない人や断れない性格、家族の自慢ばかりをする人だという。
司会の加藤浩次「一概には言えないですけど、何人か集まると必ずそうなる。ママ友の間でも普通にあるのかなあ」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト