日本相撲協会はきのう30日(2016年3月)に理事会を開き、新体制を決定した。八角親方との理事長選に破れた貴乃花理事は執行部を外れ、巡業部長に就任した。これまでは「ナンバー3」といわれる総合企画部長だったから、降格ということである。
元テレビ朝日アナウンサーで東京相撲記者クラブ会友の銅谷志朗氏はこう解説する。「幹部の部署が替わったって判断で、私は降格という言葉は当たらないと思います。理事がヒラの年寄になったわけではない。仕事が替わったというふうに捉えた方がいいと思います」
玉川徹(テレ朝ディレクター)「東京から遠ざけるって意図はないんですか。地方回りしておけ、みたいな」
銅谷「そういうふうに考えないほうがいいんじゃないですか」
当初は貴乃花親方寄りで、最終的に八角親方支持に回った鏡山親方は地方場所担当部長から、貴乃花がつとめていた総合企画部長に就任した。