民主党と維新の党が合流して、衆参合わせて156人の「民進党」が27日(2016年3月)に発足した。しかし、岡田克也代表は結党のあいさつでチョンボした。党名を間違えてしまったのだ。
岡田代表は「(民主党政権は)十分期待に応えられなかった。大事な時に離合集散を繰り返したことを深く反省します」「民進党は安倍政権の暴走を止めなければなりません。安倍政権が衆参同日選挙をやると言うなら受けて立とうではありませんか」と、ここまでは良かったのだが、「覚悟をもって新進党を、民進党をスタートさせましょう」と党名を言い間違えた。苦笑しながら「失礼しました」と謝ったが、会場は一瞬どよめき「頑張れ!」のヤジが飛んだ。
執行部人事は民主党からの横滑り
新党の人事について、司会の夏目三久は「山尾志桜里議員を政調会長に抜擢したものの、大半が民主党からの横滑りで新鮮さに欠けるものとなりました」と珍しくはっきり言う。
TBS解説委員の龍崎孝「名前が大事と申し上げてきたが、私は進の字にこだわりたいですね。進は進歩と考えていますが、もともと民主党議員の出戻り感が強い。どういうふうに考えを進めて政権奪取に向かっていくのかが主要なポイントだと思います。
待機児童問題は攻めるだけでなく、どう現実性のある政策を対案として打ち出すか。消費増税に賛成してきたが、今まで言ってきたこととの整合性が問われます」
きょうから新コメンテーター登場!パックンさっそくキツい1発
「もう一つ加えさせてもらえば」ときょう28日から登場のコメンテーターのパトリック・ハーラー(お笑いタレント)が「未来志向の憲法改正を綱領に挙げていますが、憲法改正に反対しないなら野党としての意義をどう主張するのか。これも決めなければ」と突いた。